だって、ガン飛ばされているように見えたんだもんっ! こ、怖いよ……っ! 「つーか、何だ?あの女」 「普通っぽい子が何でここに?」 うわー、私の事を言われているんだ……。 よくよく見ると、教室には女の子の姿は1人もない。 もしかして、女の子は私1人デスカ……? 「俺たちのそばにいれば、大丈夫だから。ね?響ちゃん」 「あ、う、うん……」 私の隣でニコニコとする龍斗。 ポンポンと子どもみたいに頭をなでられてしまった。 ほ、本当に大丈夫なの……?!