黙って俺に守られてろ。～最強男とラブ♥戦争～

しまった……。


ガンペイの野郎、オレと一対一の勝負を挑んでくるんじゃなかったのかよっ！



「あ、ちょっとちょっとっ！」


「大神ちゃん、ゴールもらうからーっ！」



パスを受けた銀太が響と一対一になる。


焦る響に、銀太がシュートを放った。



「無理無理無理ーっ！」


「えっ？！」



ボコッ……。


嫌な衝撃音がした。


無理無理とか言いながら、ボールが飛んでくる方向に体が反応した響。


だけど、ボールは顔面に直撃。


ボコッというのは、ボールが響の顔に直撃した音だったのだ。


響はそのままその場所にひっくり返った。