「そういや、お前は天堂の女だったよな?この前、俺の前でストリップしようとしてたよな?青葉助けたいなら、今すぐあの続きしろよ」
「……え?」
あの続き……?
ここで脱げって事?
「これで殴られるよりは全然マシだろ?」
「……」
確かに、マシかもしれない。
だけど、そんなの無理。
こんな奴に見せたくない……。
「ああ?言う事聞けねーの?……おい」
「オラ、立てよ」
石島が龍斗の方を振り返ると、数人の金髪が龍斗の胸倉をつかんで立ち上がらせると、思いっきり殴り飛ばした。
倒れたところを一斉に蹴り上げる。
「や、やめてっ!」
私のせいで、龍斗は抵抗できないでいる……。



