黙って俺に守られてろ。~最強男とラブ♥戦争~



朱雀が私にぶつけてくれたように、私も思い切って……。



「……やっと、朱雀の気持ちに応える気になったの?」


「えっ?!」



そう言われて、顔を上げると龍斗がニッと笑った。


私は慌ててパッと顔をそむける。



「響ちゃんの気持ち、バレバレだよー。気づいてないのは朱雀くらいじゃない?」


「えーっ?!」



バレバレ?!


今まで、『多分好き』レベルだったから、何も気にしていなかったんだけど、無意識に出てた……?



「気付いてないみたいだけど、朱雀を見る響ちゃんの目、少女マンガ並に輝きすぎ」


「ええええっ?!」



私、そんな目をしていたの?!