黙って俺に守られてろ。~最強男とラブ♥戦争~



「ほ、本気で言っているの……?」


「あのなー。オレは龍斗と違って、冗談でこんな事言わねーよ」


「あ、ひどいな。俺はいつでも本気だから言うんだって」



朱雀の言葉に龍斗が苦笑い。



「でも、朱雀。私は……」


「答えは求めてないって言っただろ。今はどうでも、絶対に落としてやるよ」


「……」



カッコいい顔で言うな、バカ。


恋ってそんなものじゃないでしょうに……。


だけど、さっき抱きしめられたぬくもりが残っていて、私がドキドキしているのは事実だった。



昨日のように胸キュンしてしまう。


もしかして、昨日のも本当の気持ちだったとか……?