「ヘヘッ。ラッキー。飯食って学校来て、ヤニ吸ってたらストリップか。見ててやるから着替えろよ」
「……っ」
怖くて、すぐに部屋を出ようとした。
だけど、自分でカギをかけたはずなのにそれすら頭になくて、ドアが開かない事にパニックになる。
「怖がるなよ。俺は何もしてねーだろうが」
「さ、触らないでっ!」
腕をつかまれて、とっさに振り払う。
ヘラヘラとしていた石島が、ガッと私の首を片手でつかんだ。
「これなら声が出ないだろ?大して可愛くもないくせに、怖がってんじゃねーよ、ブス」
「ぐっ……」
「どうせ男経験ねーんだろ?俺が相手してやるから、ありがたいと思えよ」
じょ、冗談じゃないっ!



