あの花が咲く前に④






----------数十分後。


「んんっ。」


おっ。

伸びしてるし。

なんか無防備でかわいい。

・・・ゆっくり詠の目が

開かれる。


「お目覚めか。」


「・・・セ・・・リア?」


「はぁ・・・。

 やっぱその名前か。」


「・・・勝手に入ってこないでって

 言ってるでしょ。」


「悪かったな。

 ずっと待ってたのに

 起きた瞬間 それかよ。」


「セリア・・・風邪?

 声が・・・いつもと違う。」