だが、その激闘も予約も登校前にベーカリーに寄る事もしない生徒が僅かだが居る。 それが僕たち『生活クリエイト科』だ。 生活クリエイト科は昼ご飯を作って来る事を言われている。もちろん強制ではないが、作って来れば評価対象になる。 つまり成績や内申にプラスされるわけだ。 だから余程の事が無い限りは、みんな弁当を持参する。 「さぁて……飯だ!」 僕は鞄の中から縦長で二段式の弁当を取り出して、固定するために付けてあるゴムバンドを外す。 蓋に手を掛けて引き上げた瞬間、机の前に人影が現れた。