年下男子の甘い誘惑

「今日、デートして。」






「え?」


「打ち上げまでの間暇でしょ。その時間、僕に頂戴。」


「……」


微笑む先輩をじっと見つめる。


「ダメ?」


「いや、ダメとかじゃないですけど……」


デートって、だってデートだよ!?


「じゃあ、きーまり!」



柊先輩はニコッと笑った。

その笑顔を見ると、まあいいかななんて思ってしまう。


「はい!」


「よし、じゃあそろそろ準備しよっか!」