年下男子の甘い誘惑

でも、そっちがその気なら



やってやるよ!!!



なんとしてでも、スマホを取り返してみせる!




なぜか闘志が湧いてきたあたしは、思いっきりジャンプをした。



「ほっ!」


「いけっ!」


「あとちょっと!」









―――




「ハァ…疲れたー」



30回くらいジャンプしたけど、スマホには届かなかった。



ジャンプ力はあるのになー



「…黒瀬くん、そろそろ返してくれない?」