一途な彼女と意地悪な彼




あーあ。

あたしって本当バカだな。
一緒にいきたかったな。


あたし、どれだけ祐介の事が好きなんだろう…。

あきれちゃう。
こんな感情あっても辛いだけ。

もうほんとやだ。

ある程度歩いたばしょで、立ち止まった。
どうしよう。

涙がおさまんないよ。


「何で泣いてんだよ」



………は?

なんで、いるの?
なんで…祐介が…。


「何で…きたの?」
「あー…。やっぱりさっきの嘘。」
「嘘?じゃなんであんな……。」


分けんかんない。