「「ママ~っ」」
どうしたの?
何か用?
ママはまだご機嫌がナナメの様です。
その証拠にツノはやっぱり生えたままで……。
ど、ど、うしよ。
また、怒らせたら……。
あっくんとしょうちゃんが、中々言い出せずにいるとーーー
用があるなら早くしてちょうだい。
今、急いで晩御飯の用意しているんだから。
と、
さらににょきにょきとツノがまた伸び始めました。
う、うぎゃっ、
ツノがっ。
ママ、これっ!
と、二人は慌てて台所にある椅子によじ登り、ママの頭に被せました。
な、なによっ!
なにしたの?
ママがあたまに被せられたものを取ろうとすると、
だめっ!
取らないでっ。
こ、これ、
早く見て!ママっ。
しょうちゃんがママに急いでお化粧するときに使う鏡を渡しました。
ゆっくりと、ママが鏡を覗き込みます。
そこに写っていたのはーーー
女王様の冠を被ったママでした。
どうしたの?
何か用?
ママはまだご機嫌がナナメの様です。
その証拠にツノはやっぱり生えたままで……。
ど、ど、うしよ。
また、怒らせたら……。
あっくんとしょうちゃんが、中々言い出せずにいるとーーー
用があるなら早くしてちょうだい。
今、急いで晩御飯の用意しているんだから。
と、
さらににょきにょきとツノがまた伸び始めました。
う、うぎゃっ、
ツノがっ。
ママ、これっ!
と、二人は慌てて台所にある椅子によじ登り、ママの頭に被せました。
な、なによっ!
なにしたの?
ママがあたまに被せられたものを取ろうとすると、
だめっ!
取らないでっ。
こ、これ、
早く見て!ママっ。
しょうちゃんがママに急いでお化粧するときに使う鏡を渡しました。
ゆっくりと、ママが鏡を覗き込みます。
そこに写っていたのはーーー
女王様の冠を被ったママでした。



