ここは、

お父さんとお母さんが

よく連れてきてくれた場所。

夏になれば、大抵の場合はここに来ていた。

走る私を追いかけるお父さん。

それを優しく見つめるお母さん。

目を瞑れば、今でも思い浮かぶ…。




それにしても、斎さん。

分かっていて、ここにしたな…?

本当、あの人にはかなわない…