ねえ、君にもし、もう一度会えたなら。






まず、ペロンと出てきた…



一枚の便箋。




『親愛なる卒業生の皆さん』



…と、そんな書き出しからスタートする手紙。




「………これは…涙を誘うヤツだ!当日見よう!」



すぐさま……封筒に戻す。




「ん………?もう一枚あるぞ…?」



同じ便箋が…


もう一枚。




『幹事の皆さんへ』





「…これは見てもいいヤツだ。……って、ん?なんだコレ。」