余興の余韻は…半端なくて、
また、歓談に戻ったその後も。
さっき見た…映像や、
応援歌は……
頭から離れてくれなかった。
「………この後は……?」
俺は…
ぼんやりと考えた。
いつもの披露宴なら、大体は…キャンドルサービスして、
それから…新婦から、両親への手紙…。
お互いの親に花束を渡して…
新郎の感謝の言葉で…、結びになる。
最近の結婚式では、新郎新婦が退場直後に……
「……………。……そーだ…。…それだ!」
「……?どうした、さっきからブツブツと…。」
「……恒生、俺は暫く…もどらないかもわかんない。だから、お前のカメラで…しっかり二人を撮っておけよ!」
恒生は、不思議そうにしていたけれど。
皆まで言わなくたって、十分だろ?
「……悪ーい顔してるよ、真哉。」
おっと……、もう一人、鋭いヤツがいたか。
「………ん。くやしーから、ちょっと仕掛けてやるわ。」
美那子は、クスッと笑って…。それから、手をひらつかせた。
そうだよな、ライバル…なんだし?
ましてや……、俺らの仲だし?
好きな人の一生を任せてやるんだから。
笑って…見過ごせよ、バカヤロー。


