「ううん!是非お願いします!!」 「うん。……あ、あった」 拾いきれなかった紙の中から、種梨くんがいくつか冊子を取ってくる。 「もしかしたらもう持ってるかもだけど、一昨年の分とその前の分」 「ありがとう!去年のしかなかったから助かるよ」 でも、どうしてこんなの持ってるんだろう? 「これは確か……2年の時に学年全体で行くオープンキャンパスあったろ?俺S大に行ったからさ、それで……」 「そうなんだ、いいなぁ。私は製菓の専門学校だったんだよね」