Birth Day〜さよなら、悲しいあの日〜




___なら...あなたは...悪魔ね...___



わたしの頭を何度もリピートするこの言葉



おばさんの表情だって何回も何回も繰り返し思い出させられる



あ...あ...あぁ...わたし...が...



頭がむちゃくちゃになって気づいたら走ってた



がむしゃらに



扉を思いっきり開ける



「美雨?」



滝川くんの声がしたけどわたしは無視して通り過ぎていった



「美雨!!」



わたしをひき止めようと滝川くんが追っかけてくる