渡殿の廊に出ると、座って待っていた露草が立ち上がった。
「…………姫さまっ!!」
「露草!!」
汀はにっこりと笑って、露草に抱きついた。
「姫さま、よかった………何ごともなかったのですね!」
「えぇ、大丈夫よ!
心配かけてごめんね、露草!」
「あぁ……わたくし、姫さまをお救いできず、申し訳ございませんでした………」
涙目になって謝ってくる露草に、汀は可笑しそうに笑いかける。
「あら、謝ることなんてないのに。
私、言っていたでしょう?
蘇芳丸が助けに来てくれるって………」
それを聞いて、灯はこっそり呆れ返る。
(どうやったらここまで盲目的に他人を信じられるんだか………)
「…………姫さまっ!!」
「露草!!」
汀はにっこりと笑って、露草に抱きついた。
「姫さま、よかった………何ごともなかったのですね!」
「えぇ、大丈夫よ!
心配かけてごめんね、露草!」
「あぁ……わたくし、姫さまをお救いできず、申し訳ございませんでした………」
涙目になって謝ってくる露草に、汀は可笑しそうに笑いかける。
「あら、謝ることなんてないのに。
私、言っていたでしょう?
蘇芳丸が助けに来てくれるって………」
それを聞いて、灯はこっそり呆れ返る。
(どうやったらここまで盲目的に他人を信じられるんだか………)



