「なんだって?
あいつこそ今は囚われの身だろう。
なぜお前を逃がすことができたんだ?」
すると藤波は、口をへの字に曲げて肩を竦めた。
「とつぜん空を指差して、『あっ、天人たちが月の都からかぐや姫を迎えに!』ときたもんだよ。
んで、皆が思わずそっちを見た隙に、俺を逃がしてくれたわけ」
「……………」
汀の相変わらずの破天荒ぶりに、灯は言葉もない。
そこへ、群雲が灯の肩を叩いた。
「灯、よく戻ったな。
とりあえず、ひと安心だよ」
あいつこそ今は囚われの身だろう。
なぜお前を逃がすことができたんだ?」
すると藤波は、口をへの字に曲げて肩を竦めた。
「とつぜん空を指差して、『あっ、天人たちが月の都からかぐや姫を迎えに!』ときたもんだよ。
んで、皆が思わずそっちを見た隙に、俺を逃がしてくれたわけ」
「……………」
汀の相変わらずの破天荒ぶりに、灯は言葉もない。
そこへ、群雲が灯の肩を叩いた。
「灯、よく戻ったな。
とりあえず、ひと安心だよ」



