すると灯が顔を俯けて、検非違使や舎人たちに聞こえない声で、低く囁いた。
「ーーーーー俺が、必ず助けに行く」
汀ははっとしたように灯を見つめた。
「必ず助けるから、大人しく待ってろ。
…………余計な行動はするなよ、ただ大人しくしてろ」
釘を刺すように言われ、汀はこくこくと頷いた。
心の奥底から染み出すように浮かぶ笑みを、汀は隠すことができなかった。
(…………蘇芳丸!)
ーーーこれ以上ここで騒ぎを起こすのは得策ではないと、代表の男は判断した。
その命令を受けた検非違使たちは二手に分かれ、一方は灯を、一方は汀たち三人を確保した。
「ーーーーー俺が、必ず助けに行く」
汀ははっとしたように灯を見つめた。
「必ず助けるから、大人しく待ってろ。
…………余計な行動はするなよ、ただ大人しくしてろ」
釘を刺すように言われ、汀はこくこくと頷いた。
心の奥底から染み出すように浮かぶ笑みを、汀は隠すことができなかった。
(…………蘇芳丸!)
ーーーこれ以上ここで騒ぎを起こすのは得策ではないと、代表の男は判断した。
その命令を受けた検非違使たちは二手に分かれ、一方は灯を、一方は汀たち三人を確保した。



