汀が不服そうな顔をして、何かを言い返そうとしたが。
灯は人差し指を立てて自分の唇に当て、黙っているように合図した。
(ーーー頼むから、これ以上余計なことして事態を引っかきまわさないでくれ!)
灯の送った念が通じたのか否か。
汀は唇を尖らせながらも口を閉ざした。
その時、検非違使の一人が、灯の前に倒れている男たちを見て、慌てたように声を上げた。
「ーーーあっ………この男たちは!!
見覚えがあります、右大臣邸の者です!」
「なんだと?」
先頭にいた男が、驚いたように目を瞠った。
「………右大臣邸の男たちが、なぜこんな所に………?」
灯は人差し指を立てて自分の唇に当て、黙っているように合図した。
(ーーー頼むから、これ以上余計なことして事態を引っかきまわさないでくれ!)
灯の送った念が通じたのか否か。
汀は唇を尖らせながらも口を閉ざした。
その時、検非違使の一人が、灯の前に倒れている男たちを見て、慌てたように声を上げた。
「ーーーあっ………この男たちは!!
見覚えがあります、右大臣邸の者です!」
「なんだと?」
先頭にいた男が、驚いたように目を瞠った。
「………右大臣邸の男たちが、なぜこんな所に………?」



