「………蘇芳丸って、鼻がきくのねぇ。
そういえば、さっきも、ずいぶん遠くから足音が聞こえていたみたいだし」
「…………そうか?」
灯は眉をひそめて首を捻った。
「そうよ。
私には全く分からないもの。
あなた、すごいわね、蘇芳丸!」
汀はにっこりと笑い、灯の頭を撫でた。
「…………なにをする。
犬ころ扱いをするな、とあれほど………」
「いいじゃないの、褒めてるんだから!
素直に喜びなさいな」
「……………」
灯は複雑そうに顔を歪めつつ、黙って撫でられていた。
そういえば、さっきも、ずいぶん遠くから足音が聞こえていたみたいだし」
「…………そうか?」
灯は眉をひそめて首を捻った。
「そうよ。
私には全く分からないもの。
あなた、すごいわね、蘇芳丸!」
汀はにっこりと笑い、灯の頭を撫でた。
「…………なにをする。
犬ころ扱いをするな、とあれほど………」
「いいじゃないの、褒めてるんだから!
素直に喜びなさいな」
「……………」
灯は複雑そうに顔を歪めつつ、黙って撫でられていた。



