「なにか、ダメなことでもあるんですか?」 「夜だぞ!夜! どんなあやしいやつがいるかもわかんねぇのにさ! 今外をうろうろするとか危険だ!」 突然声をあげ、私は注意された。 こんなこと言われてもねぇ… 私今までこの時間帯にうろうろしてたから、もう慣れてんだけど… 「大丈夫ですよ! 私みたいな女は、誰にもあてにされないから」