「ありがとう、森本さん。 家族に強制してくれて。 私、家にいるよりここにいた方が幸せになれると思うよ。 あの家は、私を必要としてないから」 「そっか。 ならよかった」 一瞬にして彼の顔が明るくなった。 同時に私の表情も柔らかくなっていった。