目覚めて森本さんを見てみると、全体的に濡れていた。 恐らく今まで風呂に入っていたのだろう。 浴室を開けると、湯船に湯が溜まっていた。 温かい湯。 それに浸かれることを考えると嬉しかった。 風呂から出るとまたいつものように、食べ物を並べてくれていた。 食べていいよと合図が送られて、私はまたいつものように食べ始めていた。