そして私は走り出した。


しかし今までろくに食事をとってなかったから、空腹感が増す。



最後何を口にしたんだっけ?

いつモノを食べたんだっけ?


それすらも覚えの無い私って一体…


「大丈夫か?」

心配して駆け寄ってくれた。


「大丈夫です、いつものことですから」


そして歩き出そうとした。