妹にばれないように、そっと物陰に隠れた。


「もしかして、おねーちゃん?」


私のことを考えてくれてる…


それだけで嬉しい。



「え、ねぇちゃん、もう1人のねぇちゃん、帰ってきたの??」


弟もまた出てきた。



弟も私の登場に歓迎してくれてる。


だけど親に何を言われるかわからないから、姉弟の前で姿を現すわけには…