ほっといて


「俺は大丈夫。傷ついても。

だってもともと、挫折から始まった人間だから」


「それでも嫌なんです!


誰が傷ついていいって言っても、最終的には自分が傷つくことになるんです!

だから、私をほっといてくださいよ!!」



お願いだから…


私は座り込んだ。



「佐波…」


ようやく彼は黙り込んだ。