2人のこういうところは変わらないな。
むしろそこは変わってて欲しかったんだけど……。
すると突然雄馬は手を離し、何かを思いついたのか余裕の表情を見せる。
「まぁそうやって俺に突っかかってくる気持ちは分からなくもないぜ。なんせ優、お前はまだ俺と同じ土俵にも上がってないんだしな」
そう言って鼻で笑った。
ーー子供だ。
雄馬は優と関わると、一気に子供に戻ってしまうのかもしれない。
いや、関わり合いが少なかったから私が気づいてなかっただけで、今も昔も雄馬は変わってないのかもしれない。
内面的なところが。
「……そうだったな。じゃあーー」
一方優は、雄馬に言われた言葉にダメージを受けたのか、表情は暗い。
だが……。



