昔、優がいなくなったあのお祭りの翌日から、徐々に雄馬との会話はなくなった。
一緒にいる機会も減って、いつしか私達は別々に行動するのが当たり前になった。
小学校、中学校……時は過ぎ、そして高校に入り、同じ高校だった事にも驚いたが、入学して数日経った頃、雄馬からの突然の告白。
学校の門を出たところで、雄馬は私を待ち伏せしていてーー。
久しぶりって言葉からはじまり、その返事をしたかどうかのタイミングで雄馬から付き合おうと言われた。
あまりの驚きに私の脳はショートした。
だけど、それでも雄馬は言葉を畳み掛けるように放ち、私に返答を求めた。
ーーイエス か ノー
イエスなら今日から恋人同士で、ノーなら二度と話もしない。
そんな究極の選択肢をショートした脳みそに叩き入れ、
「ーーわかった」
イエスを取った。



