近くにいるさおりが一度もあたしと目を合わせようとしてくれないことが、最も辛くて、どうすることも出来ない自分が歯がゆかった。
移動教室、体育、昼休みと、ひとりで過ごすのはキツかった。
クラスメイトからの不思議そうな視線を浴びるのも恥ずかしくて、一日が長く感じてしまった。
こんな地獄のような日々は、いつまで続くんだろう。
もしかしたら、3年生になってクラス替えがあるまでずっと続くかもしれない。
さおりとは、もう友達に戻れないんだ……。
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