「うん、いいよ」 昇降口まで一緒に行き、靴を履き替えようとしたら 「彼氏と…いつもここで待ち合わせてたよね? 今日はいいの?」 「用事があるって言ってたから別々なの」 「なんかあったの?」 不安そうに聞いてきた いつも一緒に帰ってるからあたし達が喧嘩してるって思ってるかな? 「何もないよ?」 「そっか…それじゃあ、気を付けて」 何もないという言葉を聞いて宮野くんは昇降口を出ていった よし、あたしも買い物して行こうっと…