「はっ初めまして…悠くんと…お付き合いさせていただいています。大高実羽と言います」

一礼して顔を上げると




「悠に…こんな可愛らしい彼女さんがいるなんてな…どうぞゆっくりしていってください」

そう言ってリビングをあとにした
笑った時の顔がハルにそっくり…




「はぁ……なんで今頃帰ってきてんだよ…」

小さくハルは呟いた


お父さんと何かあったのかな…?

でも、聞いちゃいけないことのようで…
"何かあったの?"と聞こうとしたけど口をつぐんだ