「そんで…実羽さんもメイドになるんですか」 「強制的にね…ハルのクラスは?」 「うちは…おばけ屋敷」 「うわぁ、あたし絶対入れない」 「文化祭のおばけ屋敷なんてたかが知れてるじゃん」 「それでも無理」 ちっちゃい時に入ったおばけ屋敷が怖すぎてそれ以来入れなくなっちゃた… 「とっ富樫くん!」 後ろから大きな声が聞こえた ふり返ると女の子がいた 「あの、えっと…」 女の子と目が合う