金持ちくんと貧乏ちゃん




私にチラッと視線をやると、その視線は輝先輩へと向いた。


今のチラ見何…?




「今回は別々に考えるか」


「何それずるい!1位になるのが樺恋ちゃんで決まってるからってずるい!せこいよ流生!」


「うるせぇ、せこくもずるくもねぇよ」




流生先輩3個目のパンを手に取ると、封を開けるとパンに齧りついた。


これ…私が聞いててもいいのかな…。




「ていうか、私が常に1位取れるとは限りませんよ…」


「何言ってんの!」




ガシッと肩を掴まれて輝先輩の方に体を向かせられる。


な、なに……。




「樺恋ちゃんが1位に決まってるじゃん!じゃなきゃ流生くんが怒るよ!?」


「へ?流生先輩…?」




首を傾げたと同時に輝先輩に当たるクッション。


る、流生せんぱい…。