金持ちくんと貧乏ちゃん




「もし、ていうか絶対成績上位に入るんだけど」


「うん…?」




たまに思うけど、玲菜って自意識過剰になるよね…。頭ほんとに良いからいいんだけど。


ちょっとだけ声のボリュームを下げてほしいっていうのはあるかな?


ほら…クラスの女子たちがめっちゃこっち睨んでるからさ…。




「入ったら、先輩に何してもらう?」


「へぇ…?」




思わず間抜けな声が出て、顔を少し引き締めた。


何してもらう、って…。




「…玲菜は何してもらうの?」


「あたし!?んーそうだなぁ…」




自分が聞かれるとは思ってなかったのか、驚くと悩むように腕をくんだ。


そろそろお弁当の残り食べていいかな…。




「そりゃやっぱり……」


「やっぱり…?」