【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~






え、なに今の。わざと?


ていうか決まりだな、って何が?



「ま、姫なら雅と同じくらい有名だしな
ー」



私を見ながら、そう言った仁斗。



え、ちょっとまって。姫ってもしかして
私のこと?……そんなメルヘンなあだ名
、さすがに恥ずかしいんだけれど。



そもそも、私が有名ってなんだ。



「私は有名じゃないわよ」



仁斗を真っ直ぐ見据えてそう言うと、仁
斗がケラケラと笑った。



「それは姫が自分で気づいてないだけで
しょう?姫、すんごい有名だよー?屋上
で会ったとき、俺、知ってたもん」


「……知ってた?私の事を?」



うん、と頷く仁斗。



「それにほら、類だって姫の名前、わか
ってたでしょ」