【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~






だけどそれじゃ、雅はいつまでたっても
自分の幸せを掴めないだろ?



どうして雅は、自分の事を考えないんだ
、と叫びそうになったのを、ぐっと堪え
る。



雅だってちゃんと、考えてるんだ。



考えて考えて──出てきた最善の方法を
、雅は実行してるんだ。



なによりも、誰よりも完璧な雅に、俺が
説けるような事はなにも無い。



「じゃあ雅は……麗ちゃんが誰かに取ら
れても、いいの?」



てっきり、雅の事だから。



「それが麗の選んだ答えなら、それでい
い」とか言い出すかと思ったのに。



「誰にも渡さねーよ」



鋭くギラつかせた目でそう言うから、俺
は思わず少しビビってしまった。



やっぱり麗ちゃんは、すごい。