【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~






ほんと、ムカつくくらい無表情だった麗
が今じゃ幻覚だったんじゃないのかと思
うくらい、面影はどこにもない。



前の麗だったら、こんな冗談、言ったり
しなかったのに。



まあ、いい傾向か──なんて思っていた
ら。



「ゆーーーうーーっ!」



なんて聞き覚えのある元気な声が聞こえ
てきて、麗と二人で振り向くと、そこに
は、倉庫で待ってるはずの春希が立って
いた。



春希だけじゃない。類も仁斗も、雅も居
る。



「なんでここに……」



思わず雅を見つめながらそう言うと、雅
は眉を寄せながら、春希を見た。



「春希が行きたいってうるせーから。つ
いでに俺らも来た」

「そういうことか」