「変って、何が?」
そう訊いたのは、春希。
今日は珍しく、真剣な表情を浮かべてい
る。春希だけじゃない、全員。
麗の心を知ろうと、探っているんだ。
「私は見せかけだけの"姫"でしょ……?
自分の身一つ守れないような女、とっと
と見捨てちゃえば良かったのに」
麗がそう言うと、ピクリと雅が眉を寄せ
た。
「仲間なんて呼んでもらえるほど、私は
綺麗じゃない……!」
「麗、それ以上言うなら、無理やりその
口を塞ぐ。」
低い声でそう言ったのは、雅。
雅の少し怒ったようなその声に、びくり
と麗が肩を震わせた。
「麗はもう、俺達の仲間だ。それで俺の
恋人。……そうだろ?」


