【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~






そう言うと、麗がハッとしたように俺を
見上げた。



その瞳が薄い膜を張って、ゆらゆらと揺
れていたから俺は思わず目を見開いてし
まった。



不謹慎だけど──綺麗だと、思った。



ゆらゆら揺れる瞳も、僅かに紅潮した頬
も。いつもの無表情より、よっぽどいい




「悠は……私が嫌いなくせに、なんでそ
ういう風に言えるの?どうして私を、助
けてくれるの」

「そんなの……お前が俺達の仲間だから
だろ」

「仲間……?」

「俺達は仲間は全力で守るんだよ」



見殺しにしたりとか、絶対しない。



誰かが苦しんでたら、俺達はそれを全力
で救いにいく。



ただ、それだけ。



「変よ……。こんなの、変よ」