【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~






雅が麗の肩を抱きながら戻ってくる。



麗は俯いていて、その表情は窺えなかっ
た。



俺達が部屋を出ようとするとき、不意に
龍ヶ崎が口を開いた。



「……なあ。なんでお前らこんな強いの
に、もっと上に行かねーの?」



なんで関東でとどまってんの?



龍ヶ崎と同じように、そういう奴らは一
杯いた。



だけど。



「俺達の目的はねー、日本一じゃないん
だよー」



ニコッと笑ってそう答えたのは春希。



そう、俺達は喧嘩がしたいんじゃない。
日本一になりたいんじゃない。なんなら
、関東最強の称号も捨てたっていい。



ただ、俺達は。