【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~






ほんと、わざわざ教室行って授業すると
か真面目すぎ。



「……そんなんじゃ進級出来ないわよ」

「それはねーな。だって雅が居るし」



そう言うと、姫が不思議そうに俺を見上
げてくる。



オイオイ。男に上目遣いはNGよ?



「それは雅が総長だから?」

「んー。それもあるし……他にも色々と
、ね?」



ニヤリと意味深に笑って見せると、「ふ
ーん」と言いながらまた前に向き直る姫




あら、ほんとに全然興味ないんだ。



「……ね、姫。姫って好きな人とか居る
の?」

「居ない」



……即答ねぇ。


ま、人間が嫌いって言うんだから、そう
だろうとは思ってたけど。