【完】溺愛プリンセス~最強Boysに愛されて~






……やっぱり素直。嘘ついてんのバレバ
レ。



「ふーん。やっぱり言われてんだ」

「……ねぇ、私の話聞いてた?」

「だって姫、嘘つくのへたくそ」



そう言うと、姫は少し不機嫌そうな顔に
なった。



「別に前ほどじゃない。春希が居るとき
は何も言われないし。昼休みは、仁斗達
と居るし」



そう。


昼休みは強制的に、俺らといる姫。姫は
嫌がってたんだけど、雅が決めたんだか
らしょうがない。



ていうかまあ、ただでさえ男に人気があ
るから僻まれてたのに、更に俺ら幹部と
いるってなりゃ、そりゃもっと妬まれる
に決まってる。



しかもめったにお目にかかれない、総長
様まで一緒じゃね。



「だから教室なんて行かないで、資料室
くれば、って皆言ってるのに」