なんだそれ。どういうこと?



意味がわからない、といったように類を
見上げると、類はやっぱり微笑むだけだ
った。



「あとで教えるよ。……それと、昨日は
、ごめんね。もうあんなこと、言わない
から」


「……それって、どういう…」


「続きは、学校でね」



そう柔らかく微笑まれたら、うなずく他
無かった。



学校にいくと、いつもよりも遥かに多く
の視線を感じた。



それはもう、ひしひしと、痛いくらいに




やっぱり類と私が、二人で歩いているか
らなのかしら、なんて思っていたら。



「姫!おはようございます!」


「今日もいい天気ですね!」


「鞄お持ち致します!」



わらわらと。