そして、私が選んだのは……
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「コレ、俺の連絡先。
淳平と雪夜、あともう1人の連絡先は明日教える」
帰りの電車の中、西日が差し込む車内でケータイに彼らの連絡先を登録する。
「もう1人いるの?」
「ん。今日はグーゼン居なかったんだよ。
あと、明日俺塾ないから。4時までにあのドーナツ屋の前にいろ。そこに迎え行く」
「わかった」
ケータイをポケットに仕舞って、向かいの席でミニドーナツを頬張る藍沢くんを見つめる。
「…なに?」
「や、別に…、不良校の事情? また今度出来る限りでいいから教えてほしいなー、って」
「…、考えとく」
それで会話終了。
藍沢くんはドーナツに、私は窓の景色に視線を移す。
