新撰組と妖狐ちゃん!



「なぁ、日向、」


「なんだよ。離してくれるの。」


あたしが不機嫌オーラ丸出しで、
聞くと、それは無理だ。と即答された←


そして
いつになく優しい声色で言った。


「俺らんとこに戻って来いよ。」


「!?」


返事を聞かずに、
あたしの頭を撫でながら
土方は続ける。


「お前が俺らを斬った事に責任感じてんのは知ってる。だけど、何度も言うが自分の意思でやったんじゃねぇんだ。
そんなテメェばっかり責任感じてたら
楓月の思うツボだろ。テメェなら、楓月をぶった斬りにいくのが性だろ。」


まぁ、日向が斬らなくても、
俺がぶった斬るけどな。
そう付け加えた。


「それに、一人で全部抱え込むとか馬鹿な事すんじゃねぇ。少しは俺らを頼れよ。」


…なんか怒られた…。


「別に抱え込んでないし。
楓月の事は、あたしが妖怪だから招いた事だ。だからあたしがどうにかするのは当然の事で…いたっ」


「馬鹿。それを抱え込んでるって言うんだよ。」


あたしがむすっとして答えると、
軽く頭をペチッと叩かれた。


「…土方のくせに馬鹿馬鹿言うんじゃねぇ、バカ方。」


あたしがボソッと呟くと、
どうやら土方に聞こえたらしく、
(土方との距離0なんだから当たり前←)


「あ"?まともに話をしようとは思わないのかテメェは。」


誰がバカ方だ、
と、地味にキレられた←


「…まぁ、俺がいろいろ言える立場じゃねぇんだけどな。」


そう言って、
今まで散々抱きしめてきた土方が、
あっさりとあたしを離した。


…っしゃあ!解放!!


と思って、立ち上がろうとしたが、
次の土方の一言で、
あたしの身体は固まった。









「日向…









着物脱いでみろ。」










「…。」










その瞬間、あたしは、
着物に伸びてきた腕を
無言で全力で捻った←










「おおおおおいっ!!!!」










つねっても、殴っても、叩いても
涼しい顔をしていた土方だが、
腕を捻られるのは無理らしい←