新撰組と妖狐ちゃん!



つか、そっちの方向ぅううう!!??
ばれてないだけ良かったけどさ!
こっちもこっちで色々よくないだろー!


あたしは引きつる顔を
無理やり笑顔にした。


「あはは…すいません、
うち、まだ見習いなんどす。
だから…」


出来ない、と言おうとしたが、
なんせ土方の威圧感が半端なく←


思わず一歩引き下がってしまった。


「だから?」


次の言葉を促すように、
土方は一歩前進んできた。


怖ぇーー!!!
超怖ぇよ!!!


そして、月明かりの逆光も
いい感じに怖さ引き立ててるよ!!←


やばい、なんか変な汗が出てきた!!


「え、えーっと…だから…」


あたしは、また一歩下がる。


「だからなんだよ?」


土方は、また一歩進む。


「だから…見習いだから、まだそこまでしちゃいけないと言うか、なんと言うか…」


またまた一歩下がると、


「んだよ、はっきり言えよ。」


土方もまた、一歩進む。


そんな事を繰り返しているうちに、











…オーマイガー。










壁際まで追い詰められた。











「ほら、早く言わねぇと、
今すぐ襲っちまうぜ?」










いや、それ、
言っても言わなくても、
あたし、終わるじゃないですか。←


…なんてつっこむ余裕はさらさらない。


ドンッと土方が壁に手をついた。












逃げ場は、ない。