「日向〜、竹刀と木刀どっちがいい?」 沖田が何処からか持ってきて、 あたしに見せて聞いた。 沖田…さっきから選ばせてくれてるけど… …あたしは何でもいいんだってば! そう心の中で呟いた。 声に出したらなんか危なそうなので…。 「んじゃ…木刀で。」 あたしがそう言うと、 土方と沖田がえっという顔をした。 あたしが女だからだろう。 …てか、驚くぐらいなら最初から選ばせるなよ…。