沖田side
僕の刀を止めたかと思うと、
「やめろ…っ!!」
日向が叫びだした。
必死に頭を振り、何かに怯えてるような…。
「日向!?」
僕が駆け寄って声をかけるも、
ただ叫ぶだけだった。
僕はハッとして楓月を見た。
楓月は意味深に微笑んだ。
!?楓月が日向に何かしたんだ…!!
「日向に何をっ!!!」
僕が楓月に斬りかかろうとしたその時、
「お願い…やめ…」
日向の消え入りそうな声と共に、
シュッ
日向の刀が僕と楓月の間に振り下ろされた。
「っ!?日向…?」
横を見ると、
全くもって顔に表情がなくなった、
でも恐ろしいほどに綺麗な顔をした日向が立っていた。

